能術

自分の可能性を引き出すための本質情報を知るには③

管理者

目に見えない世界を知り、目に見える世界をコントロールする

目に見えない世界とは、無意識の世界です。
無意識の中にある自分の可能性や願望と向き合うことで、目に見える世界によりよい干渉を行い、自分が思っている以上の力を引き出すことができます。

「自分は精一杯頑張っている」と思っていても、成果・結果になかなか繋がらず、「自分などしょせんこの程度だ」と諦めてしまう人もいるのではないでしょうか。

それは、目に見える世界に引っ張られているからです。

たとえば、仕事の成績は目に見える世界です。
目に見える世界では、自分自身よりも他の誰かの方がよく見えるので、「あの人は自分より結果を出している」「頑張っていても結果が出せない自分はダメな存在だ」と自分の可能性を諦めてしまうのです。

しかし、可能性は自分自身の中にあるものであり、比較するべきなのは過去の自分です。
自分の中にある自分自身と向き合い、少しでも成長しているのであれば、それは成果・結果を引き寄せていることと同じです。

逆に、周りと比較すれば優れていても、過去の自分とずっと変わらないか、あるいは低迷し続けているならば、自分がどう変わるべきかを自分自身に問わねばならない状態です。

人として一番危機感を持つべきなのは、変化がないことです。
一年前と同じ自分、昨日と同じ自分である事は、決して安定ではなく、学びや成長がない状態と同義です。

その点において、人と比較することはまったく無意味です。
自分自身に対してどんな成長を続けているのか、自身と比較することが、自分の可能性を引き出し、目に見える世界をコントロールしていく鍵になります。

少しでも成長を意識できたのなら、そこに自信を持ち、さらなる成長のためにはどうあるべきかを考えてみましょう。

逆に低迷や現状維持が続いているのであれば、その原因と向き合い、ひとつずつ解決を考えていきましょう。解決していくということは、それ自体が変化であり、学びであり、自分の可能性を引き出していくきっかけでもあります。

個々人が自分自身に対して成長と進化を遂げていくことが大切であり、相対評価によって他者と比較し、悔しがったり劣等感を持ったりすることは、目に見えない無意識の世界にある可能性をないがしろにしてしまうことです。

(つづく)

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