見えないものは「ないもの」?見えていないものを感じるための意識をセットしよう③
管理者
能術(能力開発術)
自己認識・環境認識を変えることで大きな転換期すら乗り越えられる
自己認識と環境認識を変えていかないと、目に見えるものを解決しようとしていてもなにも変えられません。
逆に言えば、この二つを現状から変えていくことで、これから訪れる大きな時代の変化と転換期を乗り越えていけるのです。
一番危機感を持つべきなのは、今見えている問題点に固執して、見えているものだけをどうにかしようとして、ずるずると続けることです。
大きな転換期を乗り越えるためには、危機感の不足とも言えます。
問題解決ができないまま成果結果が出せない存在になってしまうのは、結局、現状維持してしまうからに他なりません。今の状況で悩み続けていても、今現在見えている世界においては大きな支障がないように思えてしまうことが、原因の一つとして挙げられます。
しかし、世界は見えている部分だけではありません。自分には見えない場所でさまざまな物事が起き、連鎖的に転換が進み、最終的には爆発的・破壊的速度で大変化とも言える時代の変革が起きます。
そうなってから慌てても、到底間に合わないでしょう。
そうならないためにも、自己認識、環境認識を変えていく必要があります。
自己認識を変えるには、期待と情熱を持って、目の前の仕事を手段にして、今はまだ潜在化されている自分の大きな能力、可能性を顕在化させることです。
そして、自分だけでなく、周りを巻き込み、組織全体を変えていくことです。
自己を変えること、そしてそれを周りに伝え、巻き込んでいくと、学習していく組織が成長、発展し、属している人間一人一人の幸福度として還元されるわけです。
組織を構築する一人一人の柔軟なシステム思考によって、組織の未来が創造され、大きな時代の転換期を乗り越えていくことができます。
(つづく)