能術

思い通りに行かない時にはどうすればいい?視点の転換方法を身につけよう③

管理者

新しい切り口を生かすには、圧倒的な試行錯誤が大切

新しい切り口を見つけたからと言って、それが即、解決に直結するわけではありません。
問題を解決に導くための、違う見方を得られたに過ぎません。

上手くいかないときに必要なのは、圧倒的な試行錯誤の繰り返しです。
どこに最適な答えがあるのかわからない状態であれば、考えつくあらゆるものを試し、繰り返し、答えに近づく必要があります。

発想を転換し、切り口を変えただけで、簡単に新しい方法が見つかることもあれば、何度も何度も違う切り口を作っては試行錯誤し、正解を探す必要がある事案もあります。

自分の欲しい答えに少しでも近くなるための、具体的なアウトプットを出すには、本気で試行錯誤を重ねることです。このとき大切なのは、心から状況を変えたいと思い、謙虚に、素直に、見えている世界以外の存在を感じて受け入れることです。

なぜなら、無意識、潜在的な部分にある本気は、意識している顕在化した行動に影響を及ぼします。

いくらうわべだけ「本気」を取り繕っていても、無意識にまで浸透するほど本気になっていなければ、行動の違いは明確に成果・結果に現れてしまいます

これは個人でも、チームや会社組織でも同様で、その問題に直面し、解決しようとする全員が、無意識という目に見えない世界まで本気になっていなければ、なかなか解決に至れません。

個人であれば職や生活の基盤を失い、健康を害してしまうかもしれません。
会社組織であれば、業績の悪化というステークホルダーを裏切る結末になってしまう最悪のシナリオすらあるのです。

(つづく)

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