能術

社会の枠組みという幻想によって失うものとは?①

管理者

社会の枠組みは、ある意味で、強固な幻想とも言えます。一歩その社会の外へ出ると、常識だと信じていたものが、まったくひっくり返ってしまうことも珍しくありません。

日本では当たり前だと思っていた常識、当然だと思っていた法律、サービス、人間関係のマナーも、海外に行けば当たり前でなくなるどころか、非常識とされることを知っている人も多いのではないでしょうか。

この枠組みは、その社会の全員で強固に結びつき、「こうあるべき」という幻想を共有することで内側にいる人間を守ってくれる反面、均質化して社会の支配者にとって都合のいい存在を作っています。

だからもし貴方が「本当の自分」を見つけ出し、本当の意味で幸せに満たされた生活を送りたいと思ったなら、社会の枠組みに唯々諾々と思考放棄して従うのではなく、枠組みを壊して抜け出すことが大切です。

自分がその枠組みに収まっていることで、一体誰にとって都合がいいのかを考え、なぜそんな場所へ押し込められているのか、自分が見ているものは誰かの都合のいい面だけではないだろうかと考えるのは、決して陰謀論でもなんでもありません。

作られた仕組みというものは、大多数を取りまとめるのに都合がいいようにできています。しかし、それはJust for youではないのです。

(つづく)

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