朝晩の15分は無意識を育てるゴールデンタイム!朝活と夜活で成果・結果を出す方法

管理者

目標を立てて努力をしているのに、成果に結びつかないと悩むことはありませんか。それは、努力の量が不足しているのではなく、方向を整えるのに失敗している可能性があります。

目に見える世界の努力を怠らず、毎日を一生懸命頑張っていても、無意識という目に見えない世界にまで目標達成の気が満ちていないと、せっかくの努力が結果に結びつかないのです。

そこで今回は、朝活と夜活を取り入れることで、無意識の世界にまでしっかりと目標を浸透させ、努力を成果・結果に結びつけるためのテクニックを解説します。

日朝と夜の決まった時間に自分に言い聞かせよう

言葉が持つ力は、私たちが思っている以上に絶大です。そこで、自分の無意識に対して働きかけるもっとも簡単で早い手段として、「自分に言い聞かせる」ことです。

どんな目標を持ち、どうしたいのか。まず自分にインプットする言葉を書き出してみましょう。

  1. 私は○○したい(目標)
  2. だから毎日○○する(手段)
  3. そして○○になる(結果)

この3つを書き出し、声に出して読んでみましょう。実は黙読より音読の方が、脳もより高い認知をし、しっかりと無意識の深いところまで記録されることが、最新の脳科学の研究結果でわかっています。

工事現場や工場などで、毎日毎朝安全に関する注意事項を、全員で音読する光景を目にしたことはないでしょうか。あるいは、わかりきった手順でもしっかりと声を上げ、指さし確認を行っている光景は、電車の運行などでも見かけるでしょう。

それは確認事項を何度でも音読をして、耳からも入れることによって、絶対に守らなければいけない安全のルールを毎日遵守し、逸脱したものにいち早く気付くためです。それによって、危険な場所での安全が守られています。

つまり、自分の目標をしっかりと毎日音読することで、「自分の意識」のすべてを目標に向けやすくなるということです。これは日常における他の業務でも同様です。

気持ちを込め、はっきりと大きな声で読むことで、自分がなにをしたいのか、どうしたいのか、そしてどんな結果を引き寄せたいのかを、自分自身の中にしっかりと浸透させることができます。

専用の能術バビットトラッカー(無料)をご用意しています。ご活用ください。

朝活と夜活が実践できたかどうか毎日チェックすることで、習慣化することができます。

メリット
  • 能術ハビットトラッカーを見ることでリマインドしてくれる。
  • 続けるモチベーションになる。
  • 達成感を感じられ、自信につながる。

朝と夜の15分は、より深い自分にアクセスできる時間

では、この音読をするのに適したタイミングはいつなのでしょうか。それは、朝起きた直後と、夜寝る前です。具体的には目覚めてから15分以内と、眠りにつく15分前です。

なぜかというと、私たちは社会的な生き物なので、他のタイミングでは他の人の存在が自分の世界に介入してしまうためです。他の人と関わり、社会的な行動を行わなければいけない時間帯は、すなわち目に見える世界に意識を向けなければいけない時間でもあるため、目に見えない世界、無意識の世界に向けて言葉を放つには適していません。

それが朝と晩の15分は、昼間の時間に行うよりも、遙かに効果的な理由です。

朝、目覚めた直後の一番まっさらな状態の自分に、まず一日の目標を音読してインプットします。一日の行動をしっかりと目標に向ける、いわば調律の時間といえるでしょう。

そして一日を終えて寝る前、リラックスしているタイミングで、今日一日を振り返りながら目標を音読し、それが為せたかどうかを無意識に問います。

眠っている間、脳は一日の出来事を反芻、昇華しています。その時、眠る直前にインプットし直された目標も同時に、脳の中に整理され、無意識の世界に浸透していくというわけです。 この朝晩の15分を習慣化することで、仕事に限らず、健康や美容、人間関係など、さまざまな部分での成果・結果を引き寄せ、「あんなふうになりたい」という憧れが、自分自身の結果として身につきます。

さまざまな宗教で、朝晩の祈りを行う理由こそが朝活と夜活

仏教の朝晩の読経や、キリスト教の朝と夕の祈りは、まさしく朝活と夜活です。目覚めて朝に御仏や主の言葉を反芻し、自分がどんな人間であるのかを考え、また、一日が終わる時にも同じように反芻することで、よりよい生き方であろうという習慣です。

目に見える世界でたくさんの努力をしているのに、思うような結果に結びつかないという時、その人の中では、無意識が求めている目標と、見えている世界での目標が乖離しています。

そこで、毎日朝晩を自分自身と向き合い、はっきりと「私はこうあるのだ」と言い聞かせる時間を持つことで、自分が表層意識で「これを目標に頑張るぞ!」と考えていることと、無意識で「本当はこうしたい」と感じていることを、一つに整えていきます。

まずは1週間、毎日朝晩5分、自分に言い聞かせる時間を持とう

いきなり15分は難しいという方もいるでしょう。そこで、まずは5分間、布団の中からはじめてみましょう。

仰向けになり、軽く手足を広げてゆっくりと深呼吸をしたら、声に出して目標を口にしてみます。最初はすべてを正しく言えないかもしれません。言葉を言い間違えたなと思っても、一旦最後まで口にしてから、もう一度正しく言い直します。

リラックスの姿勢を取ることで、体にかかる負担や意識を取り払い、自分の中にゆっくりと言葉を送り出すことができます。

まずは1週間、毎日朝晩の5分を自分への言い聞かせを行ってみましょう。最初は効果がわからないかもしれません。しかし、1カ月、3カ月と続けていくことで、昼間の生活にも自分の目標が浸透し、行動も目標に向かって精練されていくはずです。

記事URLをコピーしました