「本当の自分」を知ることで、自分が好きになり、エネルギーが湧いてくる
自分に自信を持ち、肯定するには、自分を知り、向き合い、自分自身に素直になる必要があります。
顕在化している意識の周りには、誰かへの嫉妬や、謙虚なつもりでの自己否定、あるいは自分の能力に対する過大評価、自分の可能性への過小評価、その他様々な「本当の自分」から遠ざかる要素があります。
これらに振り回されている状態のままなりたいと思っている自分は、本当に自分が目指したい自分ではないかもしれないのです。
自分自身に優しく誠実に、そして素直に行動することは、我儘で自分勝手とは違います。
自分に正直で誠実にあれない人は、自分以外の人にも正直で誠実にはあれません。心のどこかに不満を抱え、思い切り伸び伸びとお互いの関係を発展させ、可能性を発揮できないのです。
自分を振り回す要素を取り払い、素直な自分を見つけると、自分を主語にして行動することに自信が持てるようになります。
自信を持って行動することで自分を好きになると、心に行動するためのエネルギーが湧き、生きることにゆとりが生まれてきます。
そしてゆとりが生まれることによって、「自分はどうしたいのか」を知ることを通じて、「相手はどうしたいのか」を客観的に認知できるようになるわけです。