目に見えない世界を認知する
すべての物事は原因と結果に分かれています。
そして、目に見えない世界という部分に原因があるにも関わらず、多くの人が結果である目に見える世界を意識して普段から生きています。
しかし、結果だけを見ていても「どうして自分はできないのだろう?」という疑問が解決することはありません。
なぜ、能力開発には時間がかかると一般的に言われているかご存知でしょうか。
それは、結果だけを見て原因を推測しながら解決しようとするからです。
結果から推測した原因に向かって、低いエネルギーで能力開発をするため、長い時間を掛けて積み重ねなければ知識や技能を習得できないような遠回りを強いられてしまうのです。
では、この遠回りを一瞬で解決する方法があるとしたら、信じられるでしょうか。
多くの人は「常識的に考えてそんなことはありえない」と言うでしょう。
確かに現代社会における三次元の世界では、時間の経過と物理的現象は縛られているため、大きなエネルギーを動かすためには長い時間と強い力を掛ける必要があると「常識」で学んでいます。
しかし、その常識的なものに囚われて、自分の可能性を押し込め、閉じ込めている限り、遠回りは終わりません。
能術の考えの根幹である一つに、量子物理学があります。
量子物理学の考えでは、この世界はすべての物質は原子から成り立っています。
量子物理学の世界では、方程式によって未来を予測し、四次元の世界を認知します。
つまり、私達が日常で見えている三次元の世界を超えた場所に、世界を構成する物質が存在しており、そのエネルギーが私達をつくり、動かしているわけです。
この「目に見えない世界」を認知し、触れることができれば、原因がどこにあるのかを瞬時に把握し、結果である「目に見える世界」を変える事も不可能ではないのです。
(つづく)